娘がカナダの高校に留学して、最初の1週間が過ぎました。慣れない海外での新生活、そして初めての学校。不安と期待が入り混じる中で、どんな日々を過ごしたのか、この1週間の記録をご紹介します。
ホームステイでの慣らし運転(1日目~2日目)
カナダに到着した初日は、長旅の疲れもあったので、ホームステイ先でゆったりと過ごしました。翌日には、ホストファミリーが家の周りを案内してくれたり、一緒に日用品を買いに出かけたり。これで、少しずつ現地の生活に慣れていったようです。特に、朝食用のシリアルやパンは、近くのコストコで娘が好きなものをいくつか選んで買ってもらえたみたいで、新生活のささやかな楽しみになったようです。
学校の準備期間:オリエンテーションとルーティーン確認(2日目~3日目)
渡航から2日後には、まだ授業は始まっていませんでしたが、留学生向けのオリエンテーションに参加するため、学校へ向かいました。学校の色々な場所を案内してもらい、通学路も教えてもらいました。娘の学校までは歩いて25分くらいかかるのですが、なんとホストファミリーが毎日車で送り迎えをしてくれるようです!本当にとてもありがたいです。
この時に、毎日のルーティーンも確認しました。朝は自分で好きな朝食を選んで食べます(パンかシリアルにヨーグルトやフルーツなど)。
お弁当は自分で用意します。前日に作ってもOK、当日の朝でもOKで、家にあるものや前日の夕食の残り物もを自由に持っていっていいようです。
他にも、家でのルールを確認。洗濯はホストマザーが週2回してくれることになり、シャワーは毎日使っていいけれど、19時から21時の間に済ませるように決まったそうです。
留学生イベントと銀行手続き(4日目)
渡航4日目には、留学生向けのイベントがありました。学校の近くの観光地へ留学生担当の先生と留学生全員でいったようです。日本人留学生が3人もいたそうで、娘はホッと一安心した様子でした。留学生の大半はヨーロッパ人だったようです。
イベントの後には、ホストファミリーと一緒に銀行へ。現地での口座開設とデビットカードを作りました。これで、カナダでの生活がまた一歩進みました。カナダはカード社会なので、カードがないと支払いに困るようです。娘は14歳なので渡航前にクレジットカードを作る事ができず、現地でデビットカード作るしか方法がありませんでした。
参考↓
三井住友カードのクレジットカードは、海外留学中の高校生は、家族カードを申し込むことができる場合があります。具体的には、海外留学する高校生(満15歳~18歳)に対して、家族カードを発行することが認められています。
いよいよ学校生活スタート!履修登録と授業の洗礼(5日目~7日目)
渡航5日目、ついに学校の初日を迎えました!この日は、カナダの高校ならではの履修登録の日。事前に日本人の先輩留学生に相談できたようで、色々とアドバイスをもらいながら、無事に時間割を決めることができたようです。
6日目からは、いよいよ授業開始です。
最初の日は数学と体育の授業で、カナダ人の新しい友達が3人もできたと喜んでいました。しかし、自分以外は全員カナダ人の生徒で、また授業は「全く聞き取れず、撃沈…」と嘆いていました。慣れない英語での授業に、最初は戸惑いも大きかったようです。帰宅後に学校での話をしたところ、ホストファーザーがこれから宿題を見てくれることになったようで、本当に心強いサポートです。
7日目には「FOOD(家庭科)」と「ESL(英語を母国語としない生徒のための英語クラス)」の授業がありました。「FOOD」では4人グループでの調理実習が次回予定されており、とりあえずグループに入れてよかったと安心していました。「ESL」のクラスでは、また別の日本人の知り合いができ、色々な話を聞けたことで、留学生活の心配事が少し減ったようです。ESLではドイツやメキシコの留学生と仲良くなったようで、週末一緒に出かける約束をしたと喜んでいました。。
こうして1週間が過ぎ、娘はこれから始まる学校生活の全体像をなんとか掴めたようでした。
日本とのコミュニケーション
日本にいる私(母親)との連絡は、カナダ時間の夜9時から11時頃に電話で話すのが日課となりました。(ホストファミリーは夜の9時には寝てしまうので)お互い自分のことをしながら、LINE動画をつけっぱなしで話している感じです。娘は、心配事や嬉しかったこと、その日あった出来事などをすべて話してくれました。遠く離れていても娘の状況を共有できることで、私も本当に安心できました。また、学校の空き時間などにも気軽にLINEをくれるので、遠距離にいるにもかかわらず、あまり距離を感じることなく、身近な存在として見守ることができていると思います。
この1週間で、たくさんの新しい経験をした娘。これからも、カナダでの高校留学生活を応援していきたいと思います。



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