📱 【親世代 vs. 子ども世代】 留学で最も変わったこと
私たちが学生時代に留学していた頃と、娘の世代の留学とで、最も大きな違いはやはり**「通信手段」**です。
1. 通信費の劇的な変化
- 親世代(昔): 高額な海外電話代。公衆電話から実家の固定電話にかけるため、わざわざ外出する必要があり、日中にしか電話ができませんでした。
- 娘世代(今): LINE電話の登場により、動画通話でも無料。通信費の心配がなくなり、気軽にコミュニケーションが取れるようになりました。
2. 「つながり」の質と頻度の変化
昔は電話するために時間を調整する必要がありましたが、今は個々に携帯電話を持っているので、24時間いつでもつながる安心感があります。
- 我が家のルーティーン:
- 娘の現地時間 20時〜22時頃、LINE動画をほぼ毎日つなぎっぱなしにしています。
- ずっと話しているわけではなく、お互いに家事をしたり、宿題をしたりしながら、「同じリビングで過ごしている感覚」で会話をしています。
- 娘が「そういえば今日ね、〇〇なことがあって…」と話してくる感覚は、日本にいるときと変わりません。
- リビングに、LINEから聞こえる娘の声が響き渡っているので、時々息子が会話に参加することもあります。
🥰 「電話」ではなく「オンライン同居」:寂しさとは無縁の留学生活
毎日会話を続けているおかげで、娘の生活が手に取るようにわかります。
わざわざ時間を決めて「電話をする」というより、「時間がある時にLINEを繋げっぱなしにして、話したいときに話す」というスタイルです。
娘は海外にいますが、実は、私は全く寂しくありません。それどころか、娘の海外での挑戦を一緒に体験させてもらっているような感覚です。日本にいた時よりも、娘の生活や交友関係を把握できている気がします。
📍 最新アプリが実現する究極の安心感
現代のテクノロジーは、コミュニケーションだけでなく、安全面でも大きな安心を提供してくれます。
居場所がわかる「見守りアプリ」の活用
- 使用アプリの例: Jagat、whoo、Life360など。海外でも相手の居場所がリアルタイムでわかるアプリは非常に役立ちます。
- 活用例:
- 娘がハロウィンで街を歩いているとき、私はアプリの地図(航空写真)で娘のアイコンの動きを眺めて楽しんでいました。「その家、大きくない?」などと、LINEで話しながら街並みを一緒に見ているような感覚です。
- 地図上のアイコンの速度で、バスに乗っているのか、歩いているのかがわかります。かなり詳細なため、学校内で教室から体育館へ移動していることまで把握できました。
⚠️ 万が一の時に命を守る情報ツールに
他の方の事例ですが、アプリが事故の早期発見につながった驚きのケースもあります。
- 知り合いのお子さんが通学時、バスに乗車中、時速60kmで移動していたアイコンが急に動かなくなったため、親御さんが異変に気づき連絡したところ、乗っていたバスが事故に遭っていたそうです。
- 幸いお子さんに怪我はありませんでしたが、本人が現場対応に追われている中、日本にいる親御さんからホストファミリーへ連絡が入るという事態になりました。
- このように、現代の文明の利器は、留学生活を大きく、そして安全に変えてくれています。
💬 ホストファミリーとの連絡は**Snapchat(スナップチャット)**というアプリが一般的に使われています。
💪 14歳の娘が乗り越えられた理由
留学からしばらく経った頃、娘が話してくれました。
「英語が全然話せず、友達もまだできていないとき、本当に寂しくて孤独を感じそうだった。でも、毎日お母さんと話すことで寂しさをリセットされ、次の日も頑張れた。」
まだ14歳と幼いこともあり、私はこれからもできる限り、この「オンライン同居」という形で娘に寄り添っていきたいと思っています。



コメント